理事長あいさつ
岡田朋章院長就任に向けて
このたび、2025年5月1日付で岡田朋章先生を第4代院長に任命し、翠清会梶川病院が新たな門出を迎えましたことをご報告申し上げます。
岡田朋章先生は東京都ご出身で、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)脳神経外科に1999年4月に入局されました。私とは同年10月に私が東京を離れ広島に赴任するまでの約半年間、大学病院で共に勤務した間柄です。その後、岡田先生は武蔵野赤十字病院をはじめ医局関連病院に勤務され、2007年12月からの3年間は米国メリーランド州のNaval Medical Research Centerに留学されるなど、豊富な経験を積んでこられました。
しばらく疎遠となっておりましたが、私の強い要請により2018年8月にご家族とともに広島にお越しいただきました。昨年4月からは副院長をお引き受けいただき、1年をかけて院長就任に向けた準備を重ね、このたび晴れて院長に就任されました。
岡田先生は、頭脳明晰で正義感が強く、常にご自身の意見をしっかりと発信される方であり、以前より深い信頼と敬意を抱いておりました。これまで培われたリーダーシップと高い見識を活かし、翠清会梶川病院の更なる発展と、岡田院長のご活躍を心より祈念いたします。
新院長のもと、病院運営が一層円滑に進むよう、皆様におかれましても引き続き温かいご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます
2025年5月1日 医療法人翠清会 理事長 若林伸一
過去のご挨拶
院長あいさつ
2025年5月1日より翠清会梶川病院の院長を拝命致しました 岡田 朋章 と申します。前任の 溝上 達也 院長に引き続き、若林 伸一 理事長とともに、脳神経領域の地域診療に邁進する所存です。私は、1999年に東京医科歯科大学医学部を卒業し、同大学脳神経外科学教室(平川 公義 教授)に入局致しました。以降、武蔵野赤十字病院、土浦協同病院、三島社会保険病院、草加市立病院など、関東・東海地方の病院で脳神経外科の診療を行なって参りました。入局当時の指導医である 若林 伸一 理事長にお声掛け頂き、2018年に翠清会梶川病院に就職し、脳神経外科部長や副院長として勤務してきました。まだまだ若輩者ではありますが、全身全力で職務を全うしたいと思います。
新型コロナウイルス感染症の出現により、日本の救急医療は大きく変化しました。そのコロナ禍を乗り越え、日常の生活を取り戻した我々は、更なる高齢化社会に直面しています。新規薬剤の登場により、認知症治療も変貌を遂げる可能性があります。また、医療技術や機器の発展は、日進月歩と言えるほど目覚ましいものがあります。急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法や血栓回収術などがその一例です。
当院でも最新の医療知識を身につけ、急性期治療から回復期リハビリ、外来診療へとシームレスに最良の医療を提供できるように研鑽を積んで参りたいと思います。当院の基本理念である『Patient First』を念頭に置き、地域医療の一翼を担うべく、微力ではありますが精進していく所存です。御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いします。
2025年5月1日 医療法人翠清会 院長 岡田朋章