脳神経外科

脳神経外科

脳神経外科の概要

脳神経外科<br />

脳神経外科の治療は一刻を争う場合が多く、常勤医師により24時間年中無休で緊急手術が行える体制を整えています。

特に脳卒中に対しては神経内科医と協力しチーム医療体制をとっています。

脳神経外科医として常に手術手技の向上を目指し、治療予後を分析し、より多くの患者さんに最善の治療を提供できるよう努力しています。

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施設認定

  • 日本脳神経外科学会認定専門医訓練施設
  • 日本脳卒中学会認定研修教育施設

 

治療を行っている主な疾患

【脳血管障害】
くも膜下出血(破裂脳動脈瘤)、未破裂脳動脈瘤、もやもや病、脳動静脈奇形、解離性脳動脈瘤、脳出血、脳梗塞の超急性期~慢性期治療、頸部頸動脈狭窄、硬膜動静脈瘻、静脈洞血栓症
【脳腫瘍】
髄膜腫、神経鞘腫、脳下垂体腺腫、神経膠腫、転移性脳腫瘍など
【機能外科】
三叉神経痛、顔面けいれん(微小血管減圧術)
【頭部外傷】
頭蓋骨骨折、急性硬膜下血腫、急性硬膜外出血、脳挫傷、髄液瘻
【その他】
慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など

 

治療実績

2012年~2016年
病名 術式 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
くも膜下出血(破裂脳動脈瘤) クリッピング術 15 17 12 12 14 70
脳血管内手術(コイル塞栓術) 3 4 4 12 10 33
未破裂脳動脈瘤 クリッピング術 7 13 8 8 11 47
脳血管内手術(コイル塞栓術) 9 16 15 13 12 65
もやもや病、中大脳動脈閉塞症/狭窄症 動脈形成術、吻合術(バイパス術) 6 5 4 2 4 21
脳動静脈奇形 脳動静脈奇形摘出術 2 3 7 3 1 16
脳血管内手術(コイル塞栓術) 1 2 5 0 1 9
硬膜動静脈廔 脳血管内手術(コイル塞栓術) 2 2 2 1 3 10
慢性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿頭洗浄術 52 53 39 56 59 259
脳出血、急性硬膜下血腫 頭蓋内血腫除去術(硬膜外、硬膜下、脳内、定位) 25 31 26 25 37 144
脳腫瘍 腫瘍摘出術(頭蓋底、頭蓋骨、下垂体含む) 17 15 8 10 12 62
定位脳手術(腫瘍生検術) 0 0 1 3 3 7
脳血管内手術(脳腫瘍に対する術前塞栓術) 4 2 0 4 1 11
三叉神経痛、顔面けいれん 頭蓋内微小血管減圧術 1 0 0 3 0 4
水頭症 水頭症手術 19 12 15 17 15 78
内頸動脈狭窄症 経皮的頸動脈ステント留置術 12 20 20 19 19 90
内頸動脈内膜剥離術 4 6 3 3 8 24
脳梗塞(急性脳動脈閉塞) 急性期血行再建術(血栓回収術) 11 8 9 10 11 49
頭蓋内動脈狭窄/閉塞症 経皮的脳血管形成術 1 7 3 3 0 14
出血性脳梗塞、急性脳腫脹 減圧開頭術 6 5 3 8 4 26
脳出血、水頭症 穿頭術後脳室ドレナージ 7 9 2 9 19 46
開頭術後頭蓋骨欠損 頭蓋骨形成術 8 5 3 6 7 29
その他 上記以外の手術 7 7 7 13 8 42
総数 219 242 196 240 259 1156

※病名は代表的なもののみ表示しています。

 

 

脳動脈瘤の治療実績

くも膜下出血(破裂脳動脈瘤)の治療実績

くも膜下出血の予後は出血や来院時神経症状の程度に最も左右されます。くも膜下出血が脳内出血や脳室内出血を合併すると予後は不良になります。また、発症から受診までの時間によっても予後が変化します。

治療成績は必ずしも治療技術の優劣を表しているとは限りませんが、我々は常に治療成績の向上を意識して治療を行っています。

一般にはくも膜下出血の死亡率は40%前後と言われています。

破裂脳動脈瘤の年度別予後(2012年〜2016年)

未破裂脳動脈瘤の治療実績

基本的には脳ドックのガイドラインに沿って治療適応を判断しています。治療は開頭手術と血管内手術を行っており、症例ごとに動脈瘤の部位と大きさ、形態、患者さんの状態を考慮し、より確実で安全性が高い方法を選択しています。

治療方法による予後に差はなく、未破裂脳動脈瘤の治療成績としては殆ど一過性の症状にとどめた軽度の障害を含め99%で予後良好判定しました。

一般には、死亡率1~2%、後遺症等の合併症は5%前後と言われています。

未破裂脳動脈瘤の年度別予後(2012年~2016年)

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